入居者様と一緒に楽しめる!介護現場のレクリエーション
レクリエーションの目的と効果
北九州市門司区の特別養護老人ホーム松和園では、入居者様が毎日を楽しく過ごせるように、日々さまざまなレクリエーションを実施しています。レクリエーションによって、人とコミュニケーションをとることができます。それが入居者様の日々の楽しみや生きがいに繋がるとの観点から、レクリエーションを重要なサービスの1つであると考えています。
一般に、高齢者がレクリエーションを行うことには、大きく以下の3つの目的が考えられています。
まず1つ目は、身体を適度に動かすことによって、身体機能の維持や向上を図ることです。高齢者にとって、普通の生活をしていては身体を動かす機会が減ってしまいます。そうすると筋力は低下し、介護度が進行してしまう恐れが出てきます。レクリエーションは、高齢者の生活に適度な運動を取り入れるために、重要な役割を果たすことができるのです。
2つ目は、レクリエーションを通じて脳を活性化できることです。手先や頭を使うと、脳は活性化されます。レクリエーションによって手先や頭を使うことで、認知症の予防や、認知症の症状を遅らせるなどの働きが期待されるのです。実際の方法として、音楽療法や回想法など、認知症予防に有効なレクリエーションについての研究が続けられています。
3つ目として挙げるのが、レクリエーションを通じて人とコミュニケーションをとることで、生き甲斐を作り出して高齢者の生活の質を向上させることです。コミュニケーションが活発になれば、高齢者にとって過ごす日々が楽しくなり、生活に張りが生まれます。
生活に適度に取り入れていけば、さまざまな良い影響を及ぼすことが期待できるレクリエーション。それでは、松和園ではどんなものがあるのでしょうか。以下にその例を紹介していきます。
歌うレクで、懐かしい思い出がよみがえります!
歌う・聞く・踊るなど、音楽を通じて脳を活性化する効果が期待できる音楽療法。過去の思い出を手掛かりにして人生を振り返り、脳の活性化を目指す回想法。その2つの効果を満たすものとして、子供の頃に親しんだ歌を使って脳を活性化させる方法が注目されています。松和園では、昔懐かしい童謡やわらべ歌などを聞き・そして歌うことによって、入居者様同士が楽しんでもらえるよう取り組んでいます。
また、歌に合わせた体操を行うことで、運動機能の向上も同時に目指しています。
誰もが知っていて、歌った経験のある童謡やわらべ歌。それらを取り入れたレクリエーションは、身体能力を問わず楽しめるために人気があります。歌うことが苦手な方もいらっしゃいますが、ご本人の意思を尊重し、無理強いをすることなく、ご本人のペースで参加できます。歌わなくても、ただ聞くだけで音楽による効果は十分期待可能です。そして、誰もが知っている簡単な童謡でも効果はあります。歌う際に音程やリズムなどの感覚を使い、耳などの器官に良い刺激を与えることができるのです。
また、懐かしい歌を歌ったり聞いたりすることで、昔の記憶がよみがえり、思い出話に花を咲かせることもできる。それらが記憶力の活性化にもつながります。
歌うレクリエーションに加えて、音楽に合わせて体を動かす【いきいき体操】も実施しています。ただ体を動かすだけでなく、音楽を取り入れることによって運動の効果はより高まります。椅子に座ったままであっても大丈夫です。上半身を動かすことによって、十分な運動効果は得られるのです。こうした、日々の楽しみの一つとなっているレクリエーションは、入居者様にも大変喜ばれています。
レクリエーションによって適度に体を動かすことは、食欲の増進や夜の快適な睡眠など、生活リズムを整えるためにも役立つといわれています。
松和園では、入居者様の生活リズムを整え、快適な生活を送るためにさまざまな取り組みを行っています。
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沢山の方々に、松和園の良さを知って頂きたいと思います。
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